【発熱で慌てない】👩‍⚕️ 発熱したときのホームケア

こんにちは!「女医の育児レシピ〜こどもの成長を支える女医の実践ガイド〜」へようこそ、ゆきです✨

女医の子育てレシピ


お子さんが急に熱を出すこと、よくありますよね

さっきまで元気だったのに急に熱が…💦

といった経験はありませんか?

小児科を受診する理由で最も多いのが「発熱」です

この記事を読むことで、発熱に慌てずに対応できるようになりますよ!

💡 今回は、発熱のときのホームケアについてご説明します。


📖 目次

  1. 発熱に気づいたら
  2. 水分・食事について
  3. 安静について
  4. まとめ

🌡 発熱している!

お子さんの体温が高くなっていることに気がついたら、まずはお子さんが気持ち良く過ごせる環境を作ってあげて見てください。

気温や湿度は暑すぎたり寒くなったりしていませんか?

熱の出始めは、寒気を感じます。その時は身体を温めるように対応してください。また、体温が上がりきったら今度は暑がります。その時は熱があるからと嫌がる中で厚着をさせたり布団で温める必要はありません。

お子さんが快適と感じるように調整して大丈夫です!

次に、元気さをみてみましょう。


元気さの判断基準

  1. 遊べる
    いつもの遊びまではいかなくても、おもちゃに興味を示したり、自分で遊びたい場所まで歩いたり、座ってお絵描きしたりなど遊びができていれば心配いりません。
  2. 寝れる
    不機嫌だったり、咳がひどかったり、熱で夜泣きが頻繁ではありませんか?これらがなく寝ている時間の方が長ければまぁまぁ寝れてると判断できます。
  3. 食事や水分がとれる
    普段通りに食べていれば安心ですが、半分程度とれていれば緊急な対応は必要ないことがほとんどです。
  4. おしっこがでている
    回数や量は極端に減っていませんか?普段と同じくらいのおしっこが出ていれば緊急性は低いです。

🌡 発熱時の食事や水分について

体調が悪いから、栄養のあるものを!と考えがちですが…大人も体調が悪い時は食欲が落ちることがあるように、こどもも普段通りの食事ができなくなります。これは、身体が病原体と戦う為にエネルギーを使うため、食事を消化するエネルギーが減ってしまうためです。

無理に食べさせる必要はありません。

基本的には、好きなもので大丈夫🙆

できれば、塩分と糖分が入っているものをお勧めします。

個人的には味噌汁ごはんや、おうどんがオススメです!お煎餅もお菓子が好きな子にはいいかもしれませんね。

身体が回復してきたら食欲が自然とでてきます♪

🌡 安静について

発熱時はエネルギーを消耗しやすいので安静にすることが回復への近道ですが…

お子さんが動き回る時は無理に安静にさせる必要はありません。まず、動ける子に安静は無理ですょね笑

自宅にいるだけで普段よりは活動量が落ちるはずなので、それだけで十分です。

寝かさなきゃ💦と焦っているよりは、お子さんの活動量に合わせてあげれるといいですね。


🔍 まとめ

発熱は 体の自然な防御反応 なので、悪いことではありません。体温を上げて 病原体と戦っている証拠 です。発熱時は今、お子さんがどの段階にいるのかを把握し、過ごしやすい環境(気温や湿度、食事など)を準備してあげましょう。


📌 次回の予告
次回は「シリーズ最終回発熱が続く日の対応の仕方(受診のタイミング)」についてできるだけ具体的にご紹介します!お楽しみに!


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